こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
今日は 便利が人を駄目にする について
今日のテーマは私含め現代人の欠点の一つを突きます(笑)
どんどん文明は発展し、便利になり、人の寿命も伸びています
反面、誰しもが感じることですが運動をしなくなっています
人は質は落ちても楽な方に流れるというのが歴史上の人類の真実ですね
いかに味が落ちても、すぐ壊れても、最悪でも! 人は楽なものを選びます
とにかく楽であること が第一の選択肢なのです
楽になることで様々なことを我々は失いましたがすでにもう忘れています
まだ生きていれば100歳を超えるおばあちゃんが数年前「昔のじゃがいもはおいしかった」と言っていました
もっと歯ごたえも良く蒸すとホクホクだった、と言っているのを聞き気づいたのです
人類は便利さと引き換えに「質」を捨て去ってきた、と
みんな経験があると思いますが、あるものを家に忘れ 他のもので代用したこと
なければみんな工夫をします
あればもちろん工夫などせず使います
田舎の子どもたちはおもちゃなど無いので自分たちで作り上げて遊びます
ないのになんとかする という精神が生まれます
そこに発想の転換が生まれます
あれば思いもしなかったのになかったからこそ とんでもないことを思いつくのです
これは一つのことに打ち込んでいる人によく起きることで
行き詰まったときに逃げ道があると逃げますが なければとんでもない必殺技をあみだすのです
例えば山の仕事で山に入る時、熊が出る危険があるとしたら 他にも仕事を持っていれば山にはいかず他の仕事をします
でも山に行くしかない人はなんとかしていく方法を考えるしかないのです
そこに知恵や工夫が生じ新発想の対処法が生まれるのです
まさに我々現代人で考えると便利が工夫する心をなくします
工夫する心が亡くなると革新はなくなり 他との差は出てきません
必死に工夫する心がないと他から必要ともされなくなります
我々施術家も他の選択肢を持っていると気持ちが弱くなります
何の工夫もなく安易な代替案を選択するのです
人は弱く、なかなか困難には対処できません
でも溺れる者は藁をも掴む で選択肢がなければ必死で打開案を模索するのです
それこそがこの道一本!な人の強みでしょうか
そこでなんとかするしか無いのです
しかし反面歩みは遅く、周りから見るとも不器用でもどかしいのです
同じところをぐるぐる回っているように見えます
日々便利なものに生活を支配されている我々ですが何か一つ屈しないものを持ちたいものです
くわしくはげんきくんまで
それでは